2015/11/07
松来未祐さん
松来未祐さんの思い出
2015年11月2日、朝起きてTwitterを見るとトレンドに「松来さん」があり、まあ結婚だったらそっちもトレンドなるだろうから病気が治って退院したのかと調べてみると訃報でした。 38歳という若さ、死に至るほどの重病だったとは知らなかったので、身内の訃報と同じくらいの衝撃とショックがありました。 同じように若くして逝去された川上とも子さんや岡崎律子さんの時も相当ショックを受けましたが、今回はそれ以上かもしれません。
松来さんが出演している作品で初めて見たのはたしか「七人のナナ」で、その名前を始めて意識したのは「D.C.~ダ・カーポ~」くらいからだったかと思います。 そして、なんといっても伊澄(ハヤテのごとく!)と吉野屋先生(ひだまりスケッチ)がはまり役で、特に吉野屋先生に関しては本人そのものといってもいいくらいの熱演でした。 蒼穹のファフナーの翔子もすごかった。 まだ記憶に新しいアンナ先輩(下セカ)も松来さんの圧倒的な演技のおかげで主役が霞むほどのインパクトを与えてくれました。 訃報を知って改めて調べてみると、新人の頃には大好きな「灰羽連盟」や「十二国記」などにも出演されていて嬉しく思ったりもしました。
金田朋子さんとのユニット「SD☆Children」は強く印象に残っていて、この二人のコンビ大好きでした。 金田さんの暴走を頭突きで止めることができるのは後にも先にも松来さんしかいないでしょう。 浅野真澄さんがアニスパで松来さんと一緒に温泉入った話も思い出しました。 阿澄さんともよく競演していて姉妹みたいだなと思ったものです。 阿澄さんといえば「寝起きにポテトチップス」なんて番組もやっていて、食べることが大好きなイメージもあります。 食べているときの幸せそうな笑顔が思い浮かびます。 「アルカナの扉」という番組での新人声優との絡みも面白かった。 チェリーベルはあまり聞いたことなかったのですが、訃報の後の最終回は泣けました。櫻井さん鈴村さんともいい関係だったんだなと。
自虐的に結婚をネタにして楽しませてくれたことも忘れられないです。 近年結婚を報告する声優さんが増え、私のように結婚できないオタクにとってはつらさと寂しい思いしかありませんが、松来さんのこういった反応は面白いだけでなく妙な仲間意識もあって心強くも感じていました。 きっといずれ結婚できたでしょうし、結婚できるタイミングが何度もあったのかもしれませんが、私たちのために自らが演じてきたキャラクターやアイドルとしての自分を大切にしてくれていたようにも思います。
思い返しても笑っている姿しかありません。悲しむときも怒るときも笑顔だったような気がします。 つい最近までアニメで声を聞いていたので本当に実感がなくてまだ信じられないです。 人は遅かれ早かれいつか死ぬ、とはいえ容易に承服できるものではありません。悲しいです。 時間がたてば自然と受け入れていけることだと思いますが、松来未祐さんのことはずっと忘れることはないでしょう。
これからもことあるごとに思い出して、いかに素晴らしく偉大な人物だったか、語りつくせぬほどの大きな功績を残したか、伝えていきたいと思います。
ありがとうございました。感謝しかありません。
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